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理事長挨拶(一般向け)

理事長からのご挨拶

日本産業衛生学会は、「産業衛生に関する学術の振興と、勤労者の職業起因性疾患の予防及び健康維持増進を図り、もってわが国の学術と社会の発展に寄与すること」を目的とし、1929年に設立された学会です。

産業衛生学は、産業社会で働く人の健康と関連した課題を解決するための実学の性格があり、本学会は設立以来、常に社会の変化に向き合った学術活動を展開し、さらに学術的知見を実社会に還元するために人材養成や情報発信の取り組みを行ってきました。近年、技術革新により働く人を取り巻く環境が大きく変化するとともに、働く人の高齢化や多様化によって、働く人の健康と関連した課題解決の重要性が高まっており、産業衛生学に対する社会からの期待が益々大きくなっています。

現在、2029年の創立100周年に向けて「公益社団法人日本産業衛生学会 100周年を見据えたミッションと重点活動事項」を定め、学会の価値向上の基盤強化を図っているところです。今後も、多職種が連携して課題解決に取り組むという本学会の強みを生かして、拡大する社会からの期待に応えられる学会として発展していく所存です。


2021理事長写真
公益社団法人日本産業衛生学会 理事長 森 晃爾